カメラマンへ上手く伝える方法|オモイデノコス

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現役カメラマンからのアドバイス


自分がどんな風に写真に納まりたいかは、なかなか想像しにくいもの。
よりイメージに近い写真を残すためのヒントになれば幸いです。


写真のご要望で意外にも一番多いのは「ゲストも撮ってください」というものです。
せっかくゲストの方に楽しんでいただくために用意した宴席ですもの、楽しんでる姿は残したいですよね。
ゲストの楽しんでる姿は「ゲストも撮ってください」この一言でOKなので、今回はお二人のイメージ写真に関してのヒントです。

結婚情報誌や映画のワンシーンなど「こう撮って欲しい!!」という明確なイメージのある方は、切り抜きや、自分で書いた絵(図?)でもOKなので事前にビジュアルイメージをカメラマンに伝えて頂くと意思の疎通もはかりやすいですね☆

しかし、写真というのは、悲しいかな条件がそろわないと撮れないという難点があります。

例えば、HAWAIIの海岸で夕日をバックに・・・なんてカットは、東京のビルの最上階で行われる結婚式では撮れません。天気や時間によっても撮れる写真は変わってきます。
なので、あくまでもイメージだということを忘れてはいけません。スナップカメラマンは、想像していたイメージと全く同じ写真はなくても、お二人らしいステキな写真を残します。

先に紹介したような明確なイメージのない方は、お二人の披露宴のテーマや、テーマカラー、こだわった点などをお話してくださると参考になります。

例えば、挙式披露宴の会場選びや披露宴会場の装飾などは、自分の好みが顕著に出ると思います。そういった点から、お二人がどんなものが好みなのかをイメージしていき、どんなポーズがいいか想像を膨らませてゆきます。
それに加えて、事前打ち合わせや、事前顔合わせなどが出来る場合には、普段からどんな音楽を聴いているとか、好きなテレビの話とか、よく読む雑誌とか、何気ない会話をするのも大きなヒントになります。
そういった、等身大のお二人を知った上で初めて、お二人らしい写真が撮れるというものです。


そう、一番大事なのは、「お二人らしさ。」


スナップカメラマンはよそ行きの、すましたポーズのリクエストは得意でも案外おちゃらけたポーズは、リクエストにちょっと躊躇したりします。なので、そんなときには「ドラゴンボール世代なんで、フュージョンのポーズで一枚お願いします」なんて言ってみるのも、自然な笑顔の一枚になる事でしょう。


お二人らしく、写真撮影も楽しんでいただければ、自然とステキな写真が残せるはずです。

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